お知らせ

2017.4.12社内研修【認知症の正しい理解と認知症高齢者とのコミュニケーション】

【記憶障害】認知症の代表的な症状で、さっき聞いた食事時間や名前を何度も訪ねるなど、新しい記憶から覚えられなくなることを短期記憶障害といい、以前の記憶や経験したことなどが思い出せなくなることを長期記憶障害という。


【見当識障害】現在の年月や時刻、季節、場所など基本的な状況を指し、それがわからなくなることをいいます。記憶障害と並んで、早期から出現する。


【理解・判断力の低下】考えるスピードが遅くなったり、二つ以上のことが重なるとうまく処理できなくなる。些細な変化や、いつもと違うことで混乱する。(自動販売機や洗濯機などが使えないなど)


【実行機能の低下】計画を立てて、実行することができなくなる。


介護スタッフが認知症の方と、どう接していくべきか考えました。

・どんな言動に対しても受容の態度で接すること認知症の方はとても敏感に感じ取っている。

わかりやすい言葉でゆっくりと話しかける早口は怒られたり、急かされているように聞こえる。

感情に働きかける言葉だけではなく、しぐさまなざし表情など非言語コミュニケーションに注意する。

認知症は、本人の性格ではなく、症状(病気)のひとつだと理解しパーソンフッド(その人らしさ)を心がけることが大切だと思います。