認知症についての研修を行いました。

①感受性（感情）を理解する

②自尊心（プライド）を尊重する

③認知症の世界を理解する

④自然な衰えによる物忘れと病気による認知症の違いについて

 

今回の研修では、特に④にフォーカスし、特徴を比較しました。

 

【加齢：老化による物忘れ】

病状　　　　：　物事をとっさに思い出せない

時間・場所　：　意識があり、理解できる

幻覚・妄想　：　ない

人格　　　　：　精神障害、行動障害はなく、人格も変わらない

日常生活　　：　社会生活に支障が少ない

 

【病気による認知症】

病状　　　　：　体験自体を忘れてしまう

時間・場所　：　時間や自分のいる場所がわからなくなる

幻覚・妄想　：　幻覚や妄想を伴う場合もある

人格　　　　：　精神状態、行動障害あり、人格崩壊を招く場合もある

日常生活　　：　日常生活を営むことが難しい。社会生活に支障あり

 

社会全体が認知症という病気について理解を深めていき、残存能力をいかせるように対応していくことが大切です。