お知らせ

2024.1.26サービス提供責任者の業務負担を軽減する取り組み

社会福祉協議会のオンラインセミナーを受講いたしました。
株式会社新生メディカルという会社の事例や取り組みについての研修がおこなわれましたが、
研修で参考になった点を下記にまとめました。

①サ責が負担に感じていたこと
1)休みを十分に取れない
2)シフトを作る時間がない
3)カンファレンスを定期的に開催できない
4)書類の作成に追われる
5)判断を求められる日々

1)「休みを十分にとれない」について、
・早朝夜間、日祝に活動できるヘルパーが少ない
*交代しなくてはならない
・ヘルパーの休みを優先している
*サ責の休みを後回しにしている
・休日に会議等があると出勤へ変更している
・休み確保への意識が低い
➔どうしたら休みを十分にとれるか?
取り組んだこと
・シフトに偏りがある現状を共有
・定休日を平日に設定
・一人ずつ具体的に交渉
・日祝は皆で協力しあう意識作り
*一部のヘルパーに片寄ってしまう
小時間でも、早朝・夜間帯も協力してもらえるよう皆が助け合えるようお願いをしています

2)「シフトを作る時間がない」について、
・ヘルパー業務が多い
・まとまった事務時間がない
➔どうしたらシフト作成の時間を作れるか?
取り組んだこと(対象:ヘルパー)
・少しでも早くシフト表を渡したいことを伝えた

3)「カンファレンスを定期的に開催できない」について、
*おおむね3ヶ月に1回実施
・参加調整に時間がかかる
・時間的に余裕がない
・目の前の仕事を優先して後回しになっている
➔どうしたらカンファレンスを定期的にできるか?
・計画を立てる担当者を決める
*次期サ責候補にやってもらう
*必要な利用者様の計画を立てる
・担当者が自分で進められるように資料を用意
・優先順位を決め、全員参加にこだわらないことにした
*リーダー、訪問頻度の多いヘルパー、新人ヘルパー等に絞る

4)「書類の作成に追われる」について、
・書類にかかわる業務が多い
 準備、作成、片付け、配布、回収等
*計画書の作成、カンファレンスの議事録作成等
➔どうしたら書類作成に追われないか?
・定期的な書類管理に担当者を決めた
・カンファレンスや会議の記録はその場で作成

5)「判断を求められる日々」について、
利用者ごとに担当ヘルパーの中でリーダーを設ける
*担当が一人の場合もあるため、具体的ではない