お知らせ

2023.1.17社内研修【褥瘡の処置と賠償請求の事例】

実際に起きた、有料老人ホームでの褥瘡の処置と賠償責任トラブルの事例で、褥瘡が悪化してしまった利用者様が亡くなってしまい、介護日誌で誤った作成日付を記載したことにより遺族との間で起きたトラブルです。遺族がホームの対応に問題があるとして提訴しました。

結果は、遺族の請求は、介護の不適切さを立証することができず、棄却された結果となりましたが、利用者様の日々の状態や小さな変化を記録しておくことの重要性を学びました。いつから褥瘡が悪化し、何が原因だったのかを記録し、共有しておく必要があると思いました。

今回の事例は、突発的な事故とは異なり、褥瘡は日常的なケアの積み重ねにより生じる可能性もあるので、防ぐ努力をする必要があると思いました。