お知らせ

2019.8.8社内研修【重度障害者が国会議員になった事について】

今回の社内研修では重度の障害を持つ方が国会議員になったことについて、どう思うかの意見交換をしました。
選挙で当選されたALS患者の方は「障害者が仕事を持つことこそ自立支援だと思う」と述べておられました。
その自立をするためには、どうしても他者の介助が必要不可欠ですが、仕事中はヘルパーを利用することができないのが現状で、「遊びながらヘルパーを利用できるのはおかしい」と訴えられています。
障害者福祉の理念の中に【機会の均等化】があり、「障害者を含む全ての人々が文化的・社会的・物理的等のシステムを等しく利用できるようにすること」とありますが、今の社会の現状は健常者のためにあると言えると思います。それでも少しづつではありますが、バリアフリー化が進んだり障害者の方が利用できる施設も増えています。まだまだ福祉の問題は山積みですが、【障害者が国会議員になった】ということが話題になるのではなくて当たり前の世の中になればいいなと思いました。